前の記事で触れましたが、最近になって夫が海外赴任について少し悩み始めている様子です。
日本を離れて海外で生活すること。子供たちを今までとはまったく違う環境に連れて行くこと。不安になる気持ちは分かります。
ただ、私個人としては、やっぱり海外に行きたいと思っています。
一番の理由は、子供たちにとっての経験です。
海外で暮らすこと。
日本とは違う文化に触れること。
さまざまな価値観を持つ人たちと出会うこと。
語学力も含め、日本にいたらできないであろう経験をたくさんできるはずです。
最近、海外生活のメリットとして一番大きいかもしれないと思っていることがあります。
それは、「人との繋がり」です。
息子は今、サッカーを習っています。始めた理由のひとつは、学校以外の友達を作ってほしかったからです。
もし学校で辛いことがあったとしても、学校だけが自分の世界ではない。別の場所にも友達や居場所がある。そう思えるだけで、気持ちが少し救われることもあるのではないかと思ったからです。
新しい場所で生活するということは、新しいコミュニティに入るということ。海外で暮らすことは、最もそれに当てはまる経験だと思います。
日本人学校で出会う友達も、いつかそれぞれの場所へ旅立っていきます。日本に帰る子もいれば、別の国へ行く子もいるかもしれません。
将来、日本だけではなく、世界中に友達や知り合いがいる。それは、人生においてとても大きな財産になるのではないかと思うのです。
自分自身を振り返ると、私は友達が多いタイプではありません。転校したこともなく、長く続けた習い事や部活もなかったので、これまで所属してきたコミュニティや人脈は少ない方かと思います。
別に少ないから不幸だったわけではありません。大親友もいるので、友達が少ないことで困ったことはありません。大切な人が少人数いるだけでも、十分幸せです。
ただ、もっといろいろな場所に友達がいても良かったかもしれない、と考えることはよくあります。
だからこそ、子供たちにはできるだけ多くの人と出会ってほしいと思うのかもしれません。
友達は多ければいいというものではありませんが、人生の中にいくつものコミュニティがあり、いろいろな場所に「久しぶり」と言える人がいる。そんな人生は、とても豊かだと思います。
世界は広いけれど、そこに知っている人がいるだけで、その場所は少し身近になる。
子供たちが大人になったとき、日本だけではなく、世界のいろいろな場所に友達がいる。そんな未来があったら素敵だなと思っています。
だから、私は子供たちを連れて海外に行きたいのです。